■内容証明郵便の基本的な書式


内容証明郵便として送る文書を作成しようとする際に、原稿用紙のようなマス目の入った市販の内容証明郵便用紙の使用を考えます。


しかし、とくにこの用紙を使わなければならないという決まりはなく、どのような用紙でも受け付けてもらえます。パソコンで作成した文書をプリンターで出力して使うこともできます。
 また、文書の内容自体はどのようなことが記載されていてもかまいませんし、「こう表現しなければならない」という決まりもありません。ただ、一般的には次のような様式を踏まえて作成します。

① 標題(タイトル)

「商品引渡請求書」「契約解除通知書」などのように、内容がひと目でわかる見出しのようなものです。本書の多くの文例のように、「請求書」「通知書」とするだけでもかまいません。
② 本文
内容証明郵便を使って相手に伝えたい内容です。一般の手紙やビジネス文書のように時候のあいさつを入れたり、「前略・草々」など文頭・文末の言葉を入れることもありますが、通常はこれらのものは省略し、いきなり用件に入ります。また、日時や金額など、より明確にしたい部分については「記」として別立てで書いたり、別紙に書くこともあります。本文の最後には、作成の年月日を記載します。
③ 差出人名
差出人の所在が明確になるよう、住所と氏名を記載し、押印します。
④ 受取人名
受取人の住所・氏名(受取人が法人の場合は法人名および代表者名)を記載し、「殿」「様」「御中」などの敬称をつけます。