■内容証明の利用を避けたほうがよい場台


内容証明郵便の特徴や効果、問題点などを見てくると、この制度を利用しないほうがよい場合もあるといえそうです。


 たとえば「トラブルは起二つているが、相手方との良好な関係は維持したい」という場合です。内容証明郵便は、差出人の強い意思を伝えることができる分、関係の断絶も辞さない覚悟だと受け取られても仕方がありません。
 このような場合には、まず直接話し合う、普通郵便を利用してみるなど、内容証明郵便以外の方法を検討したほうがよいでしょう。また、相手の出方に不安がある場合も、できれば内容証明郵便の利用は避けたほうが無難です。内容証明郵便で送られた文書を見て、相手が「脅迫された」などと主張すると、かえってトラブルが拡大してしまうからです。効果が期待できる相手かどうかの見定めも必要でしょう。