■内容証明を効果的に利用するには


内容証明郵便は、日常生活のさまざまな場面で利用することができます。


①相手に要求する場合
内容証明郵便は何か被害を受けたために、相手に何かを要求したいときに効果的に利用できます。たとえば、契約トラブルにおける契約の解除取消しを求める場合です(取消しと解除は似ていますが、行使できる場合が異なります。取消しは相手に騙された場合や脅された場合など、契約をする際の自分の意思表示に問題がある場合に行使できるものです。一方、解除は相手が約束の商品を引き渡さない場合など、相手が約束を守らない場合に行使できるものです。取消しと解除を両方行使できる場合もあります)。また、貸金業者に対する過払金の返還請求や従業員の会社に対する未払賃金の請求など、正当な理由があって金銭の請求をする場合にも、内容証明郵便を利用するとよいでしょう。
②相手に警告する場合
ストーカーに対する警告書のように、訴訟など、法的手段の前段階としての警告をするために内容証明郵便を利用することができます。
③相手の不当な処分に抗議する場合
会社から退職を強要された場合や警察から不当な取調べを受けた場合など、納得のいかない処遇を受けた場合に相手方の態度の改善を求めたり、抗議したりする手段として、内容証明郵便を利用することができます。

④相手に要求を伝える場合

会社の労働者が第二労組を設立する場合や養育費の増額を求める場合など、今後の相手との関係に影響を与える事態が生じた場合には、内容証明郵便でその旨を正式に伝えるのがよいでしょう。